
まず押さえたいポイント
特殊清掃と遺品整理を別の日に進める場合は、清掃した範囲、家財の状態、立ち入り条件を次の担当者へ引き継ぎます。汚損のある現場では、衛生上の対応をせず家財だけ搬出すると、汚れや臭いを広げるおそれがあります。作業の順番を一律に決めず、現地調査で必要な工程と家族が確認する時点を相談しましょう。
もくじ
二つの作業の目的を整理する
特殊清掃は汚損や臭いなどへの専門的な対応、遺品整理は家財の仕分けや残す品の確認などを含む作業です。同じ現場でも、どちらをどの範囲で行うかは状態と依頼内容によって異なります。一方の作業が済んだことだけで、もう一方が不要になったとは考えないことが大切です。
ご遺族が確認したい品がある、退去期限がある、工事も必要といった事情を最初に共有します。清掃会社と整理会社が別の場合は、同じ情報を両社へ伝え、どの状態で引き継ぐかを相談してください。現場の確認や立ち入りに関する関係機関の指示も共有します。
先に行う必要がある工程を現地で確認する
汚損した家財を扱う前に必要な衛生処理があるか、家族が安全に確認できる範囲はどこかを専門会社に聞きます。汚れが家財の下や建材の内部にある場合は、搬出と清掃を組み合わせて進める必要があることもあります。すべての家財を先に出す、清掃をすべて終えてから整理する、と一律に決めないようにしましょう。
残す品は、処分品と区別して保留する方法を相談します。汚損がある品は、持ち出し方や保管方法の確認が必要です。家族が必要品を先に取り出そうとして、作業区域へ無理に入らないようにしてください。
引き継ぎ票へ残す五つの事項
- 清掃を実施した場所と、まだ対応していない場所
- 再入室できる条件と確認した担当者
- 残す品、保留品、処分が承認された品
- 鍵、写真、作業報告の受け渡し先
- 次の作業で追加判断が必要な場合の連絡先
薬剤や機材を使用した後は、次の担当者が入れる条件を確認します。作業が終わった時刻だけを引き継ぐのではなく、確認した条件を文章で残すと分かりやすくなります。報告写真は必要な人だけが確認できる方法で共有しましょう。
費用と日程の重複を確認する
別日に依頼すると、車両、作業人数、養生などがそれぞれ必要になる場合があります。各見積もりに何が含まれるかを確認し、同じ範囲の作業が重複していないか説明してもらいます。費用だけでなく、鍵の受け渡しや管理会社との調整が何回必要かも確認してください。
工事まで予定している場合は、工事後の清掃がどちらの担当か、家財を戻す時期はいつかを決めます。退去期限から逆算して、家族の確認、清掃、整理、工事、最終確認に必要な時間を整理しましょう。日程が変わった場合に誰が両社へ連絡するかを決めることも大切です。
よくある質問
特殊清掃と遺品整理は同じ日に終わりますか?
現場と作業範囲によって異なります。清掃、家族の確認、必要な工事を含めて、工程ごとの予定を説明してもらってください。
別の会社に依頼しても問題ありませんか?
対応できる場合があります。清掃範囲、立ち入り条件、家財の状態、引き渡しの時点を両社で共有して進めましょう。
清掃と整理の工程をクリーンメイトへ相談する
特殊清掃と遺品整理の日程や、業者間の引き継ぎに迷う場合は、クリーンメイトへご相談ください。残したい物、ご家族の確認日、退去や工事の予定をお伝えいただけます。



















