
特殊清掃の現場では、孤独死や事故現場、ゴミ屋敷など、通常の清掃では対応できないような特殊な状況が発生します。
こうした現場には、血液や体液、腐敗物、生ゴミなどが放置されていることが多く、不快な臭いとともに、ハエやウジ、ゴキブリといった害虫が大量に発生している可能性があります。
これらの害虫は衛生環境を悪化させるだけでなく、近隣への被害を及ぼすこともあり、迅速かつ適切な駆除対応が求められます。
この記事では、特殊清掃において発生しやすい害虫の種類や特徴について解説するとともに、専門業者へ依頼する際のポイントや注意点についてもわかりやすく紹介します。
クリーンメイトでは、遺品整理士資格だけでなく、都道府県知事許可 塗装工事業、内装仕上工事業の許可など様々な資格を保有しておりますので、安心してお任せください。
■参考
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是非ご覧ください。
特殊清掃現場に発生する害虫の種類
孤独死等が発生した住居では、遺体の発見が遅れることが多く、その間に様々な問題が発生します。その中でも深刻なのが害虫の大量発生です。
特殊清掃現場では、様々な害虫が同時多発的に発生するケースも珍しくありません。
どのようなものがあるのか詳しくみてみましょう。
- ハエ
腐敗によって発生する独特の臭いは、ハエにとって「産卵に適した場所」となってしまいます。
特にクロバエやニクバエといった種類のハエは、動物の死骸や排泄物に産卵する習性を持ち、腐敗臭に非常に敏感です。 - ウジ虫(ハエの幼虫)
ハエが腐敗物に産卵して孵化したもので、発生スピードが非常に速く大量発生してしまいます。
見た目の不快感が強く、心理的に大きな影響を及ぼす可能性があります。 - ゴキブリ
ゴミや残飯、湿気のある場所に誘引され、人の気配がなくなると急激に繁殖します。
病原菌の運搬、繁殖力が非常に高いという特徴があります。
害虫を放置することの危険性
では、特殊清掃現場で発生したこれらの害虫を放置すると、どんなことが起こるのでしょうか。
以下に詳しく説明します。
健康への影響
害虫の放置は見た目の不快感だけでなく、体への実害を及ぼす可能性があります。
まず、ハエやゴキブリなどの害虫が腐敗した体液や血液に触れることで、サルモネラ症や赤痢、O157などの食中毒菌、ウイルス性胃腸炎といった感染症を媒介するリスクが高まります。
また、害虫の死骸や排泄物、腐敗臭に含まれる微細な粒子が空気中に拡散し、それを吸い込むことで喘息の悪化やアレルギー性鼻炎、頭痛・吐き気・めまいといった呼吸器系の症状を引き起こす可能性があります。
近隣住民への影響
被害は現場だけにとどまらず、周囲の住民や建物全体にも深刻な影響を及ぼすことになります。
孤独死等によって発生した腐敗臭は、換気口や壁の隙間を通じて隣接する部屋にも広がり、特に集合住宅では廊下や他の住戸にまで臭気が及んでしまいます。
室内で発生した害虫は隣室や上下階にも拡散し、キッチンや浴室などに出没することで、他の住人の生活にも直接的な支障を与えるでしょう。
管理会社や住民とのトラブルにもつながる恐れがあります。
以上のようなことから
適切な防護装備なしでの作業は感染症リスクが高く、かえって汚染を拡散させる危険がありますので、素人による清掃作業は絶対NGです!
害虫発生現場では、単純な殺虫剤では対処できず、発生源の完全除去と専門的な清掃・消毒・除菌が必要です。
必ず特殊清掃の専門業者に任せましょう。
次項では業者への依頼の仕方を解説していきます。
特殊清掃 業者選びのポイント
孤独死等で害虫が発生してしまっている場合は
下記内容に注意し優良な業者を選んでください。
<依頼~契約までの流れ>
情報収集
<ホームページや口コミをチェック>
・具体的な会社概要(会社名、代表者名、住所、電話番号等)が明確に公開されているか
・施工事例や実績が掲載されているか
・実店舗や事務所が実際に存在し、訪問可能であるか
・固定電話があるか(携帯電話のみの業者は要注意)
・口コミサイトの評判は悪くないか
<許認可の確認>
・必要な許可を取得しているか
・ホームページ等で許可票が公開されているか
※特殊清掃では解体や臭気を抑えるための特殊コーティング、クロスの張替えなどの業務が必須となってきます。
「内装仕上げ工事業」・「塗装工事業」の許可を取得しているか確認しましょう。
見積り依頼
・最低3社以上から見積りを取得すること
※必ず現地訪問による見積りを依頼
※電話だけの見積りは避ける
見積り
<スタッフをチェック>
・担当者の身だしなみや言葉遣い
・説明の丁寧さと分かりやすさ
・質問への的確な回答
・心情への配慮はあるか
<見積書の内容確認>
・項目別の明細が明確か
・追加料金の発生条件が記載されているか
・作業内容と料金の整合性
※極端に安い・高い見積りには注意
<支払い条件の確認>
・キャンセル料の発生条件
契約前の最終確認事項
・作業中のトラブル対応方針
・損害保険加入の有無
・アフターフォローの確認
・クレーム対応の方針
・処分証明書の発行
害虫が発生した現場は見た目のインパクトが非常に強く、精神的に大きなショックを受けることが少なくありません。
冷静さを保つのは難しい状況ですが、放置すればするほど被害は拡大していくため、一刻も早い対応が求められます。
とはいえ、慌てて業者を選ぶのではなく、信頼できる優良な業者に依頼することが何よりも重要です。
特殊清掃ならクリーンメイトにおまかせください!
本記事では、特殊清掃現場に発生する害虫駆除ってどんなもの?業者への依頼の仕方についても解説という部分に焦点を当てて解説しました。
【内容まとめ】
・特殊清掃現場では害虫が大量発生する
・害虫を放置すると健康被害や近隣トラブルに発展
・自己処理は危険!専門知識のない清掃はNG
・業者選びは情報収集と比較が重要 冷静な判断で優良業者に依頼を
遺品整理や特殊清掃を行う際、まずは故人に対する供養の気持ちを大切にしていただき、家族や親族にとって一番いい方法を取ってもらいたいと思っております。
ですが、遺品整理や特殊清掃についてお悩みでしたら、遺品整理・特殊清掃のプロである私たち業者にまずはお気軽にご相談くださいませ。
現在悩まれている方にとって本記事の内容がお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
■参考
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■関連HP
特殊清掃(クリーンメイト特殊清掃専門HP)についての詳しい内容はこちらもご覧ください。

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