トラブル回避！やばい遺品整理業者の特徴とは？見分け方や悪徳業者にひっかからない方法

核家族化や高齢者の独居が増加している昨今、遺品整理サービスの需要は急激に高まっています。

それに伴い、「高額な追加料金を請求された」、「処分しない予定の遺品を処分された」など、料金や作業内容に関するトラブルも増えているのが現状です。

被害に遭わないためには、事前に悪徳業者の特徴を知り、優良業者を見分けるポイントを理解することが不可欠です。

この記事では、実際のトラブル事例を踏まえながら、安心して依頼できる遺品整理業者の選び方を詳しく解説していきます。

ぜひ参考にしてください。

クリーンメイトでは、遺品整理士資格だけでなく、都道府県知事許可　塗装工事業、内装仕上工事業の許可など様々な資格を保有しておりますので、安心してお任せください。

■参考
これまでたくさんのお客様から口コミを頂いております。
是非ご覧ください。

遺品整理業者がやばいと言われる理由

遺品整理業者は本当にやばいのでしょうか？
やばいと言われる原因について掘り下げてみましょう。

業界の現状とトラブルの増加

遺品整理業者が「やばい」と言われる理由には、業界の急成長に伴い悪質な業者が増えてしまっているという背景があります。

遺品整理の需要は急増しましたが、それに対して業界の法整備や資格制度が追いついていないのが現状です。

そのため、無許可営業や高額請求、遺品の無断処分、遺族への対応の悪さなど、悪質業者によるトラブルが多発してしまっているのです。

被害にあわないためには、信頼できる業者を見つけることが何よりも大事です。

依頼者の知識不足が招くリスク

依頼者の知識不足もトラブルを招く一因となっています。

遺品整理はあまり経験する機会がないため、多くの人が相場や作業内容をよく知らないまま依頼してしまいます。

そこにつけ込むように、必要以上の料金を請求したり、遺品を勝手に処分したりする悪質な業者が存在します。

知識がないことで業者を見極められず、結果として後悔することになってしまうのです。

具体的なトラブルとやばい業者の特徴

では、具体的にどんなトラブルが起こっているのでしょうか？
以下は国民生活センターに実際に寄せられたトラブル例です。

■参考記事：独立行政法人国民生活センター　
こんなはずじゃなかった！遺品整理サービスでの契約トラブル より抜粋　

兄が亡くなったため、スマートフォンで検索して見つけた遺品整理業者に見積を依頼。

夫からその場では契約しないように言われていたが、

遺品整理業者から、
「今日決めてもらったら安くなる」「早く決めた方が早く始められる」
など言われ、
その場で324,000円の契約をし、手持ちの24,000円を支払った。

「週明けから準備を始める」と言われたが、作業が始まる様子がなかったため、業者に電話をしたところ、「作業日はまだ決まっていない」、「来週末からではどうか」と言われた。

「賃貸の解約をしないといけないので、もっと早くしてほしい」と伝えたが、信用できないのでクーリングオフしたい。

見積書を見返したら、作業日は「今月末まで」、「作業日の2日前まで違約金10％」と書かれているが、業者から説明は受けていない。

！！　契約を急がせる　！！
「今すぐ決めてくれたら割引します」などと、冷静に考える時間を与えずに焦らせて契約させようとする業者は要注意です。
依頼者が相場や内容を十分に理解する前に契約を結ばせることで、後から高額な追加料金を請求されたり、雑な作業をされたりするリスクがあります。

！！クーリングオフ対応の不備！！
契約書にクーリングオフに関する記載がない、または説明を避ける業者は、消費者保護の意識が低い可能性があります。

遠方で一人暮らしをしていた母が亡くなったため、母が居住していた地域の便利屋に遺品整理
をしてもらうことに。

親族立ち会いのもと、母宅の家財等を見てもらい見積もりを出してもらった。

作業期間3日・費用37万円の内容で了承し契約。

後日20万円で作業してくれる事業者を見つけたため、キャンセルを申し出たところ、キャンセル料として17万円を請求された。

キャンセル料について説明はされておらず、高額で納得できない。

！！　曖昧な契約書　！！
詳細な作業内容や料金内訳、キャンセル条件などが明記されていない契約書を提示する業者は、危険です。

！！　過度に厳しいキャンセル条件　！！
契約直後でも高額なキャンセル料を設定している業者は、客の都合よりも自社の利益を優先する姿勢が見られます。

一人暮らしをしていた母が亡くなり、インターネットで検索した事業者に遺品整理の見積を依頼。

見積金額は141,000円。

内訳はスタッフ4人の人件費76,000円、2トントラック１台25,000円、トラック１台分の廃棄物処理代4万円だった。

他社との見積もりと比較して、この事業者に作業を依頼し、作業に立ち会った。

事業者はトラック１台分の荷物を積み込むと、4万円を先払いしてもらわないと廃棄物処理ができないと言うので現金で4万円を支払った。

その後も荷物の処理のため、3往復し、その都度4万円を支払ったが、時間内に作業が終わらず荷物はまだ残っている。

事業者から請求された金額は32万円で、当日持ち合わせていた20万円を現金で支払ったが、残金12万円を請求されている。

見積もりの際、廃棄する荷物が多ければ追加費用が発生するという説明は聞いていない。

見積書にもその記載はなく、契約書もない。

残った荷物を廃棄して、見積金額以上の金額を返してほしい。

！！　あいまいな料金説明　！！
明確な料金体系を示さず、大まかな金額だけを提示し、詳細な内訳や追加料金の可能性について説明しない業者は危険です。後から「想定外」を理由に高額請求するケースが多いです。

母が亡くなったので遺品を処分のために、インターネットで探した業者3社から見積もりをとった。

一番安い業者に依頼し、作業員3人に作業してもらった。

その場で自分が不要か必要か判断して近くにいた作業員に指示を出し、2トントラック3往復分の遺品を運び出してもらったが、翌日ラジカセがないことに気がついた。

その後もDVDプレーヤー、ゲーム機、布団、辞書がないことが分かった。

これらは自分の物で、遺品と分けて事業者に処分しないように指示したものであるが、誤って別の作業員が運び出したよう。作業も遺品を乱暴に扱うなど雑であった。

どうにかして取り戻したい。

！！確認作業の怠慢！！
作業前にしっかりとリストアップや確認を行わないことは、業務のずさんさを表しています。
ミスではなく、意図的な場合もあり非常に危険です。

！！　貴重品や捜索品発見の対応マニュアルがない　！！
貴重品類・捜索品が発見されたら、依頼者とその他スタッフへ報告するよう義務付けられている等きちんとしたマニュアルのない業者は危険です。

！！乱雑な作業！！
丁寧に扱うべき大切な遺品を投げるように運んだり、無理に分別して壊してしまったりと、作業の質が低い業者も存在します。こうした対応をされると、遺族の心情を傷つけるだけでなく、貴重な品を失うリスクもあります。

＜＜その他＞＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

！！作業員の態度や服装の不備！！
作業員の身だしなみが整っていない、言葉遣いが乱暴、名札を着用していないなど、基本的なマナーができていない業者は業務品質も疑問です。

！！廃棄物の不適切な処理！！
遺品整理の際に出た不用品は本来、各自治体のルールに沿って処分しなくてはいけません。
回収した不用品を適切に分別せず廃棄物を処理したり、不法投棄を行ったりする業者は、違法です。

これらの特徴に一つでも当てはまる業者はやばい業者といえるでしょう。

トラブルを避けるための「業者選び事前チェックリスト」

それでは、上記のようなやばい業者に引っかからないためにはどうしたらいいのでしょうか？

遺品整理業者と契約する前に、以下のチェックリストを使って業者の信頼性を確認しましょう。
トラブルのリスクを大幅に減らし、自分に合った優良な業者を見つけるのに役立ちます。

＜＜基本情報の確認＞＞
□ 会社名、代表者名、住所、電話番号が明確に公開されているか
□ 実店舗や事務所が実際に存在し、訪問可能であるか
□ ホームページに具体的な会社概要やスタッフ情報が掲載されているか
□ 固定電話があるか（携帯電話のみの業者は要注意）

＜＜許認可の確認＞＞
□ 古物商許可を取得しているか（骨董品や貴金属、不用品（古物）買取の際に必要）
□一般廃棄物収集運搬許可もしくは産業廃棄物収集運搬業許可を取得しているか

＜＜料金体系の確認＞＞
□ 見積もりは無料で行ってくれるか
□　電話だけではなく現場を訪問した上で見積りを行ってくれるか
□ 料金体系が明確で、基本料金と追加料金の区別がはっきりしているか
□ 見積書に作業内容や廃棄物の量、料金内訳が詳細に記載されているか
□ 相場と比較して極端に安すぎたり高すぎたりしないか
□ 追加料金が発生する条件が明確に説明されているか

＜＜評判・実績の確認＞＞
□ インターネット上の口コミ評価や評判を確認したか
□ 過去の施工事例や実績が具体的に紹介されているか

＜＜契約内容の確認＞＞
□ 契約書に作業内容、料金、日程、キャンセル条件が明記されているか
□ クーリングオフについての説明があるか
□ 貴重品が見つかった場合の対応方針・マニュアルがあるか
□ トラブル発生時の対応や保証内容が記載されているか
□ 約款や利用規約の内容に不審な点がないか

＜＜サービス内容の確認＞＞
□ 作業前の打ち合わせやヒアリングは丁寧か
□ 個人情報の取り扱い方針は明確か

＜＜対応の確認＞＞
□ 電話やメールでの対応が迅速で丁寧か
□ 質問や疑問に対して具体的で分かりやすい回答をしてくれるか
□ 営業担当者は強引ではないか、顧客の意見を尊重してくれるか

＜＜作業体制の確認＞＞
□ 作業スタッフは制服や名札を着用しているか
□ 自社スタッフで作業を行い、無断で下請けに出したりしないか
□ 緊急時の連絡体制は整っているか
□ 作業中の写真撮影や立ち会いは可能か

＜＜保険・保証の確認＞＞
□ 業務中の事故や物損に対応する保険に加入しているか
□ 作業ミスや不備に対する保証制度はあるか
□ 万が一の紛失や破損時の対応方針は明確か
□ アフターフォロー体制は整っているか

遺品整理のことならクリーンメイトにおまかせください！

本記事では、トラブル回避！やばい遺品整理業者の特徴とは？見分け方や悪徳業者にひっかからない方法という部分に焦点を当てて解説しました。

【内容まとめ】
・遺品整理業界は急成長中だが法整備が不十分　
　→ 悪質業者が増加し、トラブルが多発している

・依頼者の知識不足がトラブルの原因に　
　→ 相場や契約内容を理解しないまま契約し、後悔するケースが多い

・やばい業者の典型的な特徴に注意　
　→ 契約を急がせる、料金説明があいまい、勝手に物を処分、作業が雑など

・チェックリストを活用して優良業者を見極めよう

遺品整理を行う際、まずは故人に対する供養の気持ちを大切にしていただき、家族や親族にとって一番いい方法を取ってもらいたいと思っております。

ですが、遺品整理についてお悩みでしたら、遺品整理のプロである私たち業者にまずはお気軽にご相談くださいませ。

現在悩まれている方にとって本記事の内容がお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

■参考
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■関連HP

特殊清掃（クリーンメイト特殊清掃専門HP）についての詳しい内容はこちらもご覧ください。

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