
まず押さえたいポイント
火災後の焦げ臭が廊下や収納まで気になる場合は、火元だけでなく、煙やすすの影響が疑われる場所を調べます。臭いを感じる場所と、目に見える汚れの場所は必ずしも同じではありません。関係機関の調査と安全確認を終えてから、建材、収納物、設備を分けて確認し、清掃や消臭の範囲を相談しましょう。
もくじ
臭いが残る場所を一覧にする
室内へ入れる状態であることを確認した後、どの部屋や収納で臭いが気になるか記録します。入口付近、収納の中、天井付近など場所を分け、気づいた日時や条件も残します。調べるために無理に入室したり、家具を動かして危険な場所を開けたりする必要はありません。
隣の部屋で臭いを感じても、そこに同じ程度の被害があると決めつけないことが大切です。臭いの感じ方や発生源は、現地で確認します。清掃会社へは「どこまで安全だと思うか」ではなく、「どこで何を感じたか」を伝えると調査に役立ちます。
収納物と建材を別の対象として考える
収納の中の衣類や紙類、家具の表面、壁や天井などは、素材によって対応方法が異なります。建材を清掃しても、収納物に臭いが残る場合があり、反対に家財を搬出しただけでは建物側の対応が残ることもあります。残したい物がある場合は、処分を決める前に扱いを相談してください。
洗浄や消臭で対応できる範囲と、交換や別の専門業者による対応を検討する範囲を分けて説明してもらいます。すべての品に同じ薬剤や機材を使えるわけではありません。記念品やデジタル機器などは、状態を確認せずまとめて洗ったり拭いたりしないようにします。
設備の内部は、専門の点検につなぐ
換気扇、空調、配管の周辺なども、影響が疑われる場合は点検の対象になります。ただし、臭いを確認するために設備を動かしたり、自己流で分解したりしないでください。電気やガスの使用条件を確認し、必要な設備点検は関係する専門業者へ相談します。
清掃会社が確認できる範囲と、設備担当者が確認する範囲を整理すると、作業の抜けを減らせます。見積もりには、調査対象、清掃範囲、作業後の確認方法を記載してもらいましょう。調査できない部分がある場合も、その理由と次の確認方法を共有することが大切です。
消臭後の確認条件をそろえる
作業が終わったら、どの場所で、どの条件で臭いを確認するかを決めます。作業直後の一度の印象だけでなく、使う予定の部屋や収納について確認します。香りの強い製品で焦げ臭を覆うと、原因を確認しにくくなる場合があるため、先に専門会社へ相談してください。
臭いの弱さだけで、有害物質の有無や建物の安全を判断することはできません。必要な測定や建材の点検がある場合は、消臭とは別に確認します。再び臭いが気になったときの連絡先、再調査の扱い、契約上の対応範囲も事前に聞いておきましょう。
よくある質問
火元から離れた部屋も清掃が必要ですか?
影響があるかを確認してから判断します。離れていることだけで必要・不要を決めず、臭いと汚れの範囲を調査してもらいましょう。
臭いがなくなれば安全に使えますか?
臭いの確認と安全の確認は別です。設備、建材、必要な調査の結果も含めて使用再開の条件を確認してください。
火災後の臭いはクリーンメイトへ相談する
廊下や収納まで焦げ臭が残る場合は、クリーンメイトへご相談ください。火元と気になる場所、関係機関の確認状況をお伝えいただくと、調査範囲を整理しやすくなります。





















